柔らかい光で演出してみたい!ソフトボックス”LA-D65”のレビュー
以前SmallRigから販売されてるCOBライト”RC120D”を購入しました。すごく光量も強くて今までできなかった表現ができるようになって気に入っています。つい先日とあるお店の撮影のお手伝いをさせていただいた時にも、もう少し光源が欲しい!という場面でも助かりました。
そんなこんなでCOBライトはすごく使い易いなぁと思いつつ、影はかたいなぁとも感じていました。その特長ゆえどこかにバウンスさせることになる事も多々、狙った方向からの当て方でかたくなったりするのでずっとモディファイヤを買い足したく感じていました。
今回は数あるモディファイヤの中から、SmallRigのソフトボックスを1つ購入してみたので、触ってみた印象など簡単に書いてみたいと思います。
※SmallRigの公式サイトに商品の掲載が無かったのでAmazonの商品ページ(非アフェリエイト)です。
ソフトボックスとご対面!
ソフトボックスは専用の収納袋に入れられていました。
収納袋はポリエステルでキャンプ道具の収納袋のような形状をしています。開口部は紐で絞るタイプで、持ち運びのし易いように取手がついています。
ソフトボックスはこんな感じ。
LA-D65(4157)はφ65のサイズで、同タイプにはφ85のサイズもあります。
外側に傘の骨があるタイプで骨の数は12本です。耐久性の高い骨を外側に配置しているのもあって、ソフトボックスを内側から開くようにして押し込んでも展開できたりします。
骨の先端は安全性を高めるためか丸いボール状になっており、ソフトボックスとの付け根の外側にはマジックテープが配置されてます。
マウントはBowen-Sマウントなので、ほとんどのCOBライトは特に別途アダプタを用意せずに使えます。マウントのそばにある4つのネジのうち1箇所は簡単に回せる仕様なので、ライトについている状態で緩めれば回転しながら傘を畳んだりとすることができます。
ソフトボックスの展開はすごくスムーズで、通常の展開方法ではマウント付け根の骨を引っ張るだけで展開させられます。閉じる際はちょっと骨をあげてからレバーを反時計方向に押せば良いだけなので、撤収作業も効率良くできます。
ディフューザーをつけてみる
光を柔らかくするためのディフューザーももちろんついているので、順に装着してみます。
LA-D65はインナーディフューザー有のタイプなので、傘内途中にあるマジックテープでインナーディフューザーをつけることができます。
大きい外側のディフューザーをつけるとこんな感じです。外側のマジックテープがかなり大きくとられているので使い勝手は良さそうです。
より光の指向性を高めるために使用するハニカムグリッドをつけてみました。
その付属品もしっかりしているので、あまり安っぽさは感じないような印象です。
さいごに、現行品との違いについて
現在SmallRigのサイトにはこのLA-D65は載っておらず、その他ネットショップでしかみることができません。新しい製品の出るスピードがとても速いことなどから、おそらく旧製品扱いになるのではないかと思います。
現行品はRA-D55をはじめとするソフトボックスや、RA-L65のようなランタン型のソフトボックスになります。違いは↓のとおり。
- サイズ展開
- マウント周辺
- 付属の収納バッグ
まず、LAタイプのサイズはφ65とφ85の展開ですが、RAタイプはφ55とφ85、φ120の3サイズ展開になっています。55-85の間を狙うならLA。65より小さいサイズや85より大きいサイズが希望の場合はRAと必然的になります。
次にマウント周辺について。LAタイプはマウント周りの骨を固定する部分がプラスチック製になっています。収納時はレバーを半時計方向に押しますが、RAタイプは金属製で骨を引き揚げたらレバーを押すことで畳めるそうです。
最後に付属の収納バッグ。LAは紐で絞るタイプで正直安っぽさを感じてしまいそうですが、RAのタイプはRC120Dの付属バッグのようなしっかりとした収納袋なので、あまり安っぽさはないかと思います。
もちろん、現行品の方がお値段も少し張るので、こういった違いを比較して選ぶと良いかもしれません。
ちなみに、NEEWERからSF65Qという製品が出ています。OEMなのか、細かい事はわかりませんが、SmallRigの現行品と同じタイプでありながらφ65の展開がされているので、どうしても現行のタイプで55-85の間のサイズが欲しい!という方はこちらも良いかもしれませんね!
-
前の記事
360度カメラ特有の表現を!【RICOH THETA S】を手に入れたぞ! 2023.07.13
-
次の記事
キャンプ場で撮った紅葉の写真をちょろっと 2023.11.30