Nikon Z5の使ってて気づいた「ここイマイチかな?」ってところをまとめてみる!

Nikon Z5の使ってて気づいた「ここイマイチかな?」ってところをまとめてみる!

今回はカメラのおはなしします!

お待たせしました?なZ5の”イマイチ”なところのおはなし。

ものの情報みるとき良いところも勿論だけれどそうでないところも同じくらい大切ですよね。特に機能の多いものや新しく買う分野のものなんて特に困ると思います。

Z5の良いとこと他の機種たちと比較してこう選んだよ〜!ってことはたくさん買いたので、逆の”イマイチ”部分をひたすら買いていこうと思います。


わかりやすいZ5の”イマイチ”部分

最初はスペック表で見たりするだけでもわかる部分やスペック比較動画でも良く出てくる使わなくともすぐわかりやすい部分に注目していきます!

連写速度があまり速くない

連写速度が最大でも4.5コマ/秒ですハヤクナイ

正直スナップや風景、ポートレート撮影をする人にとってはあまり気にならないと思います。モータースポーツやスポーツ選手、ポートレートでも被写体が素早く動く場合はたりない気も。なので、これらをしない人向けです。

わかりやすく同じNikonのカメラと比較するとこんな感じになります。

Z5Z6Z6ⅡZ50
最大連写速度約4.5コマ約5.5コマ約5.5コマ約5コマ
拡張約12コマ約14コマ約11コマ
14ビットRAW約9コマ約10コマ

見てわかる通り、Z5は他機種よりも明らかに連写速度が少ないです。Z5の1年前に発売されたAPS-CセンサーのZ50のフルサイズ版だと思う方多いみたいですが、Z50よりもコマ数少なくて実は全然違う立ち位置にいます。

映像やりたい人にはあまりおすすめできない動画性能

Nikonのエントリー向けフルサイズカメラとして出たZ5、確かに写真を撮るという意味では綺麗な絵を吐き出すと思いますが、もし動画とって編集したいんだって方や、はじめは写真でもいずれ手を出して編集しっかりやってみたいって方にはあまりお勧めできないです。

その理由が代表的なので4つほどあるので紹介します。

  1. 4K24p(25p /30p)で撮影できるけれどもクロップされる
  2. 最大撮影持続時間29分59秒まで
  3. 外部収録でもRAW /Log撮影できない
  4. フルHD60pまででスローモーション撮影ができない

1. 4K24p(25p /30p)で撮影できるけれどもクロップされる

せっかくフルサイズセンサーのカメラで4K撮影をしようとしても同じ画角で撮影ができないです。1.7倍クロップされるので特に広角での撮影については個人的には望めないと考えても良いと思います。1.7だとAPS-CセンサーのZ50やZfcよりも画角が狭くなるので、フルサイズの恩恵もありません。もし撮影するのであればフルHDでクロップなしで撮影した方が良いかと思います。

2. 最大撮影持続時間29分59秒まで

現状NikonではZ9のみクリアしている課題だったりします。もうないみたいですが、つい最近まで30分以上撮影できるカメラはビデオカメラの括りになり関税が多めにかかっていたそうです。それ以外にも「動画に力を入れていたのか」というのもありそうですが、これが要因にもなってNikonのカメラのほとんどは30分以上の連続動画撮影はできません。こまめにカットするのであれば問題ないと思いますが、インタビューや記録映像のような長回しが必須な撮影や、最近増えているYoutubeなどで長尺で撮影して使いたい方には向いていません。

3. 外部収録でもRAW /Log撮影できない

Z6 / Z7 / Z6Ⅱ / Z7Ⅱは有償ファームで外部収録(Ninja等)でProless RAW / Blackmajic RAWやLog撮影ができますが、Z5はそもそも有償ファームが入れられません。なので、編集をしてハイライトやシャドーを細かくいじったりカラーを大きく変えようとすることはできないです。

4. フルHD60pまででスローモーション撮影ができない

最近シネマチックな動画が流行っていますが、そこで多用されるスローモーション動画をカメラ機能で撮影することができません。可能な場合は120pでの収録が可能ですが60pまでなところを見ればわかりやすいですね。以前は60pでスローにする方もいた様ですが最近は120pが主流に感じます。60pでソフトウェア側で再生速度を遅くしてもやはり限度がありますし、120pに比較すると滑らかさも全く異なります。

こんな感じなので、映像をやりたい方で何か当てはまるものがある方はZ5はおすすめできないです。

センサーが表面照射型のセンサー

おそらくZ6と比較して躊躇う方はここが一番大きいのかな?って思います。使ってる立場からすると全然気にならないです。というより、そもそも有名な夜景写真のほとんどは裏面照射型のセンサーで撮ったもの少ないのと、ISO感度の上限次第では三脚使い始めるので正直あまり気にしなくとも、、、とは思ったり。星空写真を撮ったりすると感度を1万以上まで上げることも増えますが、それ以外だと正直あまりないです。

とはいえ、実際のノイズ感はやはり裏面照射型センサーには劣ってしまうので、夜間撮影メインの方はZ6やZ6Ⅱにした方が良いかと思います。

センサーシールドが無い

ミラーレスカメラにはその名前の通りですが、ミラーがなくセンサーが剥き出しになっています。レンズ交換時にゴミの付着がない様に、メーカーによってはセンサーシールドが搭載されているミラーレスカメラもありますが、Z5には搭載されていません。レンズ交換時にはしっかり下を向けたり、バッグ内の様なゴミやホコリの入り難いところで交換しないといけません。

裏ワザ?みたいな方法で、電源が入っている状態でバッテリーを抜く方法があります。そうするとシャッターが下りた状態になるので、センサーが直接剥き出しにはなりません。この方法はメーカー推奨ではない可能性がある為自己責任にはなりますが、どうしてもセンサーが剥き出しになるのが嫌な時はアリかもしれません。

バッテリー容量は少ない?

正直僕は写真を撮っててバッテリーの持ちが悪いと感じることはありません。もしSONY製以外のミラーレスカメラを初めて買った時はあまりわからないと思います。一眼カメラやSONY製のミラーレスカメラを使っていた場合は、バッテリーの減りが少し早いと感じるかもしれません。また、動画撮影をすると写真以上にバッテリーの消費が早いので、そういった方も物足りないと思います。

Z5α7cD750
撮影可能枚数約390コマ
約470コマ(EVF)
約740コマ
約680コマ(EVF)
約1230コマ

使っててわかった”イマイチ”な部分

今度は実際使ってて気づいた”イマイチ”部分を書いてみたいと思います。

仕様やネットを見ていてあまり気づかなかった、使ってるうちに感じた点をまとめます。

レリーズ設定が電源を落とすと解除されちゃう

三脚で風景写真などを撮るとき2秒のレリーズ設定をするとします。その後、移動時にバッテリー消費を抑えるために電源を落とし移動して、いざ撮影を再開するタイミングで設定を確認するとレリーズの設定が解除されます。その為、毎回設定をし直さなければならなくなる為複数箇所で撮影したり時間制限のある被写体を撮る際はネックに感じます。(もしこの設定を変える方法ご存知の方いたら教えて下さい、、、。)

端子カバーが一体になってる

USB給電する際や外部マイクを接続する時端子カバーを開けますが、その際使わない他の端子のカバーも一緒に外れてしまいます。砂埃が舞っていたりすると使っていない端子に砂埃が入る恐れもあるので、正直一つひとつ別々に開ける様になって欲しいです。

チルト液晶を使う時もアイセンサーが反応する

チルト液晶を使う為に引き出した際、ファインダーを覗くことはあまりないと思いますトイウヨリノゾケナイ しかし、腕や体が近づくとファインダーのアイセンサーが反応してします。そうすると液晶が消えてしまうので、液晶を見て操作をしていた場合は撮影が非常にしにくくなります。軍艦部横にモニター表示の設定を変更するボタンもある為反応しない様にすることも可能ですが、頻繁に切り替えたりする方にはとても不便に感じると思います。


こんな感じで”イマイチ”な部分をまとめてみました。

人によって”イマイチ”に感じる部分は違うので、出来ることなら現物をしっかり触って確かめることをお勧めします。周りに近い機種を持ってる方がいたら聞いてみて、買う前と買った後に感じた部分を教えてもらうのも良いと思います。

とは言え、どのカメラも良いところたくさんありますし、表現は撮る人や被写体に依存するので深く考えすぎず、直感で選ぶことも大切だと思います!