光芒のきれいな写真を撮る方法!_と、めちゃ使いやすいフィルター「トゥインクルスター」を紹介したい!
いろいろな写真をいていると「これどうやって撮るんだろう?」ってなる写真を見つけますよね。湖の透明な写真とか水の流れが線になってる写真とか。きっと光の線が入ってる写真に興味を持つ方もいると思います。
日差しやイルミネーションから線が出て印象的になってる写真は設定さえ覚えれば結構簡単に撮れちゃいます。カメラ設定意外にも、とあるアイテムさえあれば簡単にできちゃったりします。これができると特に冬時期は写真を撮るのがもっと楽しくなるので、今回はそんなおはなしをしたいと思います。
撮り方は2種類ある!
光の線のある写真を撮るには大きく分けて2つあります。
- F値を大きくして撮る方法
- フィルターを使って撮る方法
この2つの方法は使う場面や撮るときに気にすることが違うので、それぞれ分けて書いてみます!
F値を大きくして撮る!
F値を上げるだけなので、簡単に撮れます(笑)また、カメラやレンズ以外に何も用意しなくとも撮影できるので、最初に試すのはこちらの方法になるかなと思います。
F値を上げれば良いとはいっても、少なくとも8以上にはした方が良いと思います。F値を上げればあげるほどこの線は細くハッキリとしていきます。逆に低いと円の左右に光が漏れた様な形にもなります。とはいえ、F値を上げすぎると解析現象が起きて画質が下がっていくので、なかなか悩ましいところもあります…ムズカシイ
この撮影方法はレンズの絞り羽根の枚数に依存して光の線の数が決まります。
絞り羽根の枚数 | 偶数 | 奇数 |
光の線の本数 | 枚数と同じ | 枚数×2の本数 |
もし使ってるレンズの絞り羽根の数が9枚なら18本出ますし、8枚であれば8本になります。いくつか同じ画角のレンズを持っているのであればこの辺りを気にして撮ってみるのも面白いかもしれません!
F値を設定て撮るとき、当然シャッタースピードやISO感度も気にして撮ると思います。日中の日差しが強い中であれば雲の隙間から出た日の光を捉えたりすることができます。しかし撮影対象が夜景となってしまうと難しくなってきます。F値が高い為ISO感度を上げて撮ることになるのでノイズを気にすることになります。画質をよりきれいな写真を撮る為にも夜景を撮りたい際は三脚や一脚を用意して撮ることを強く勧めたいです!
フィルターを使って撮る!
クロスフィルターを使って撮る方法で、レンズ前面に装着し撮影します。カメラ側の設定は特に気にしなくとも光の線を入れられるので、フィルターさえ用意できれば比較的簡単に撮影できます。
フィルターの種類によって光の数が4本だったり、もしくは6本だったりします。線の長さもフィルターによって変わるのでお好みのを選ぶといいと思います。線の形状がフィルターの種類で変わることから、レンズの絞り羽根の違うものを使ってもいつも同じ形状のものを撮影できちゃいます!
ただし、フィルターの性質上後ろの玉ボケにも線がうっすら入ってしまうので注意が必要です。
クロスフィルターはどちらかというと被写体側に依存します。光が発光や反射したりしていることと光の量を気にする必要があるので、被写体によってはすごく良いアクセントになるのですが、逆にうるさく感じてしまうときもあるので見極めが必要です。
おすすめしたいフィルター「トゥインクルスター」
フィルターを買って撮ってみたい!ってことであれば、kenkoの「トゥインクルスター」というフィルターをおすすめしたいです。
「トゥインクルスター」は2種類出ていて、4本線のものと6本線のものが出ています。他のクロスフィルターとの違いは、通常のクロスフィルターよりも線が短くなっております。線が長くないのでそこまで目立つ事もなく、比較的控えめに線が出るのでうるさくなりすぎずに使えます。光源が少ない被写体のときは6本線で、光源が多い場合は4本線の方が使いやすいかなと思います!
実はもう1つ方法があったり…
光の線を出すための方法としてもう1つ、逆光で撮る方法があります。F値もあまり意識せず撮れたししますが、この方法だとフレアやゴーストが出やすくなります。発生を防いでくれるコーティングのされているレンズもありますが、できる事なら避けた方が良いかな?とも思います。
オールドレンズでわざとフレアやゴーストを出す撮り方なら表現として楽しくなるのかな?とも思います。
〆
始めて間もない頃どうやって撮るんだう?って思ったので書いてみました。
カメラ側で撮る事ももちろん楽しいですが、フィルター1つで楽しさや表現の幅がグッと広がるので、ちょっとでも興味あったらぜひ試してみて欲しいなって思います!
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