Z30を使ってみて感じたイイなぁって思ったコトをつらつらと

Z30を使ってみて、「やっぱりココイイなぁ/ビミョーだなぁ」って思ったコトがそれぞれたくさんありました。今回はその内、「ココイイなぁ」って思ったコトについて書いてみようと思います。

やっぱり軽いってイイ

前回の記事でも書きましたし、Kiss Mを使ってたので買う前から軽いのがすごく楽なのはよくわかっていました。ですがやっぱり「軽い」ってイイなって感じました。

僕が1番気に入って持ち出すレンズはNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sです。今まではこのレンズを持ち出すためだけにZ5を持ち歩いていて、このレンズKiss Mにも着いたらイイなぁって妄想したこともあったりしました。ですが、Z30を買ってからもっと軽く持ち歩ける様になり、ちょっと近所へ行くだけでもこのレンズを手軽に持ち歩ける様になりました。レンズの画角が50mmから75mmになるのでちょっと寄ってしまいますが、ちょっとしたお散歩がすごく楽しくなりました。

ボディの精度がイイ

グリップ感が良く安定して持てる

Z5を初めて持った時、グリップ感が良すぎて「グリップが良いだけでこんなにも撮りやすくなるんだ！」とビックリしました。Z30は同じほどではありませんが、グリップがしっかりとしているおかげでとても握りやすく、安定して構える事ができます。

小型でありながらしっかり握れるカメラって意外と少ないので、そんなカメラを求めてる方にはすっごくむいていると思います。

バリアングルの強度が硬め

液晶について、僕は正直チルト液晶の方が好きでバリアングルよりもチルト液晶の方が嬉しかったりします。その理由としてアクション数が増えるというのもありますが、強度がすごく心配というのもあるからです。

実際に動かしてみてわかったのですが、バリアングル液晶の開閉部や回転部がちょっと硬めに作られており、少し力が加わる程度であれば壊れなさそうな強度になっていました。開閉する際にクリック感の様なものもあり、強度面で心配だった僕にとってはすごくイイポイントでした。

ボタンや操作感が他のZとほとんど変わらない

Z30のボタン数はフルサイズのZと同じ数あり、配置もフルサイズカメラを踏襲した位置になっています。Z50の様に省略されていたり、Zfcの様な特殊な配置をしているわけではないので、すでにフルサイズのZを使っている方であれば似た様な感覚でほとんど同じ配置に機能を割り当てて使う事ができます。

その為、Fnボタンに自分の好きな機能を当てはめていたりと細かく設定していた方はすごく快適に使う事が出来ます。

カスタム設定も上位機種と同じく

^{ダイヤルU1 U2 U3部分とDISPボタンの周辺切り替えスイッチ}

Fnボタンがしっかりあるのでカスタムボタンの割り当てがしやすいのももちろんですが、それ以上に、Z50などにもなかったすごくイイところがあります。それはモードダイヤルにユーザー設定が3つまで登録出来るところです。

ユーザー設定が3つある事で、iメニューやカスタムボタン設定を瞬時に切り替えて使う事が出来ます。

写真と動画の設定はそれぞれ別で保存されるので、Mモードを合わせると写真と動画それぞれ4種ずつ、合計8つの設定を登録する事が出来る様になるのでとても便利です。

Recランプがあるって本当に便利

Z30になってボディ前面にRecランプが搭載されました。いろんなレビュー見てみると「Recランプがあると便利」という意見をよくみていたのですが、本当に便利でした。

今までRecボタンがしっかり押されていなくって撮れていなかった事が数回あったのですが、夢中になって撮影をしていると当然の様に撮れていると思い込んでしまう時があります。ですが前面にRecランプが搭載された事で、ふとボデイが目に入った時に前面からも録画中か確認でき、安心して撮影を続行する事が出来る様になりました。

水準器が細くて見やすい

水準器がZ7ⅡとZ6Ⅱ以降の機種と同じ細さになりました。

個人的にこの点に関してはそこまで大きな差はないかな？って思いますが、それでも被写体が見易くなったので撮影により集中出来るかなと思います。

動画が4K30fps/フルHD120fpsで綺麗に撮影出来る

^{Z30+Z 24-70mm f/4 Sで撮影　70mm　f/4　1/125秒　ISO500　1920×1080 120fps　VIVID}

Z30の動画性能はZ5<Z30<Z6の印象です。Z6の様なLog外部出力はできませんが、このボディと価格帯で4K30fpsまでクロップなしで撮影できます。また、フルHD120fpsも出来るので、Z5ではできなかったスローでの表現もできちゃいます。

気づいたコトにも書きましたが、Z30のダイナミックレンジは意外と悪くない？と感じていました。それに合わせてZレンズの描写も素晴らしいので、ただ適当に撮っただけでもすごく綺麗に撮影できました。

そして…

僕の撮影する被写体の関係もあり、AFが早いか遅いかどうかまではわかりませんでした。この辺りはもう少し使って確かめていきたいと思います。

と、ここまで「気づいたコト」「ココイイなぁってコト」を書いたので、次は、、。

多分すっごく辛口になりますが、出来上がったら是非そちらも見てみてくださいね！