Z30をゴテゴテにする日記②「ケージをつけて拡張性を高めよう!」
先日SmallRigのベースプレートやチェストパッドを購入してみましたが、あれからボディにつけてみて色々と試してみました。
そうして気づいたのが、ボディ底面のネジ穴に直接ベースプレートをつけてしまうと、せっかくチェストパットでブレないようにしているはずなのにベースプレート部分から少ない力でテコの原理が働いて回転してしまうことがわかりました。
「Z30で撮りたい!」、そして「ハンドヘルドで撮りたい!」という2つの野望を叶える為にもブレをできる限り無くしたいので、個人的にチェストパッドは必要でした。なので素直にZ30用のケージを注文してみました。
なんでSmallRigから選んだの?
「自分にとっての理想的なリグを組む」
リグメーカーはたくさんありますが、目的のこともありいうほどメーカーにこだわりはありませんでした。
当然メーカーを揃えないで組むとパーツ毎にデザインが変わったり、カラーに違いが出たりしますが、何よりも【実用性】を求めたかったのでSmallRig以外にもTILTAやUranzi、ZACUTOなども候補には入れていました。
その中でもなんでSmallRigを選んだのか、それはすっごくシンプルで、「Z30用のケージを販売していたから」です。
SONYを始めた他社のカメラは結構出ていてもNikonのケージは当然のように出ていなかったりします。Nikonのカメラに合うケージを出しているメーカーで限られるのに、更にZ30に合うケージを出しているのはSmallRigだけだったんです。その為、今回はSmallRigのケージを買うことにしました。
さっそく開封の儀
安定の気球ですね、はいカワイイ。
これも安定、プチプチに包まれてケージが梱包されています。
取り出してみると、、、。
こんな感じの見た目をしています。
Z30がファインダーがないのもあってすっごくシンプルな形をしています。
Z30はストラップホールがプレート型の形状をしています。
Z6などで使用するケージは三角管を外してストラップホールに入れるタイプなのですが、Z30はプレートに引っ掛ける形状をしているのでケージにはめてネジを回せば簡単に装着できるのも特徴の様です。
ケージの左肩にはコールドシューが付いています。
ここもZ6用ケージとは異なっているみたいです。Z6用は右肩にケージがついているのですが、Z30では左肩に移動してしまっています。
そこ面には1/4インチねじ穴が1つあり、周辺にはねじ穴4つが空いています。
底面グリップの反対側にはマイナスドライバーがついているので工具を用意せずともカメラに装着することができます。
マイナスドライバーは磁石で着脱でき、すごく使いやすい作りをしています。
底面内側はカメラを傷つけない様に薄いクッションもあり、傷に敏感な方も安心して着けることができそうです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、底部はアルカスイス規格になっています。アルカスイス規格の雲台をよく使用している方は写真を撮る際にもケージを使えるのですごく便利ですね。
Z30のバッテリー室を最大に開くとどうしてもケージにぶつかってしまい開くことが出来ません。それを解決する為に、グリップの1部分を開いて干渉を防げる様な機構になっていました。
Z30へ装着!
そんなわけでZ30につけてみました。
若干背も高くなり、重量もZ50と同じくらいの重さになりました。
反対側の角度から。
ちょっとわかり難いですが、ストラップホールも地味に空いているのでこの状態でもストラップを着けることが出来ます。
バリアングルの稼働範囲には干渉しない様に配慮されているのでこの辺りも「考えられてるなぁ」って思ったところです。
ちなみに、ケージはボディ全面から装着させるのですが、レンズがついていると干渉して着けることが出来ません。先に他のリグをケージにつけるとネジ締めで困ったりレンズが付けられなくなったりしてしまうのでその辺りは注意です。
さいごに、やっぱり気になる部分も交えて。
概ねすごくいい感じで、買って間違いないなぁって思いました。
ただもちろんいいところばかりではなく、軽いコトや小さいコトが売りのZ30の良さを削ってしまったり、Recボタンが少し押し難かったり、各ジャックの蓋がケージにぶつかり逃がし難かったり。
この辺りは正直仕方ないのかなぁと思うので、色々とリグを拡張するときに自分なりの答えを探すのが良さそうな気がします。
それでは、今回はこんなところでっ!
見ていただき、ありがとうございました!
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