深煎りコーヒー好きへのスリーフォードリッパーのススメ
今回紹介するのは三洋産業のスリーフォードリッパーです!
あんまりお店で売ってるの見ないので知名度低い?かもしれませんが独特な特徴があっておもしろい、買って損はないドリッパーです!
スリーフォードリッパーのご紹介!
ドリッパーの特徴
見た目はKalitaやMelittaのドリッパーと同じ扇形(台形)のドリッパーです。リブの一部は底まで伸びています。1−2人用は1つ穴ですが、3−5人用は2つ穴になってます。Melittaのドリッパーも1つ穴ですが、Melittaの方が穴の口径は小さめです。ドリッパーはほとんど「大気圧式」で出来ており、お湯を注げば注ぐだけ早く落ちる特徴があります。でもこのスリーフォードリッパーは他とは違って、「ドラフト式」で出来ております。穴の大きさと穴の長さによって外側に摩擦が発生し、渦が出来ることで湯量を増しても落ちる量が一定になる特徴があります。
ドリッパーを上から見ると楕円形でKalitaのドリッパーと並べると一目瞭然の違いがあります。底に向かう傾斜が急になってるので上から見ると楕円形になるようです。傾斜を急にすることで挽いた豆を入れたときの層が厚くなり、内側と外側の粉の層の差が縮まります。それによって、お湯が通過する時にたくさんの豆に触れるのでしっかりコクのあるコーヒーを淹れられるようになります。他にも層が厚い事で比較的ほかの扇形のドリッパーよりも注ぐお湯をより広く注いでも大丈夫です。
Kalitaもそうですが、初めての方も注ぎやすくなったりもしてる感じですね!
こんな焙煎度の豆が向いてるよ!
しっかりコクのある重めのコーヒーが抽出できるので、中深煎り以上がおすすめです!あまり浅い豆にしてしまうとえぐいコーヒーになりがちなので避けた方がいいかな?っていうのが本音です(笑)
こうやって淹れてみてはいかが?
深煎りの豆でコーヒーをいれるときは、お湯が100mlに対して10gより多く、1/10より多い量を使ってお湯の温度も少し低く入れる方が多いのかな?って思います。
スリーフォードリッパーはその形状による特徴もあるので同じように淹れると結構重くなっちゃったりします。なので1、2度下げたお湯だったり、使う豆の量を1、2gくらい減らしてみたり、蒸らし時間を若干少なくしてあげると良いかなって思います!
〆
スリーフォードリッパー、というより三洋産業のドリッパー全体に言えるのですが、なかなか実店舗で売ってなくって実物見て買えないのがネックなんですよね…(苦笑)
全部揃ってるお店はなかったかなって思いますが、合羽橋道具街で見かけたりしたので、もしお探しの方は探してみると良いと思います!
特に深入り好きな方にはぜひ買って試していただきたいです!
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