家でおいしいコーヒーのみたいならコーヒーミルは絶対に買ってください!って土下座したい

家でおいしいコーヒーのみたいならコーヒーミルは絶対に買ってください!って土下座したい

コーヒー豆を買うときに必ず聞かれることがあります。それは「豆は挽きますか?」です。

家でコーヒーを楽しむようになったばかりの方や、あまりコーヒーについて詳しくない方は買ったその場で挽いてもらって帰るのがほとんどかなと思います。僕もインスタントからコーヒーメーカーで飲み始めたばかりの頃、スターバックスやカルディで挽いてもらっていました。

でも実は、せっかく美味しいコーヒーを飲みたくて豆を買うのに挽いてもらうのはすごくもったいないことなんです。

今回は、コーヒーを趣味にしてる僕(たち)が思う、コーヒーを家で美味しく飲みたい人に絶対に購入してほしい「コーヒーミル」についてお話しさせてください(土下座)


コーヒーミルってそもそもなんなのよ?

缶コーヒーのパッケージにもコーヒー豆の写真が使われてますし、コーヒー豆からコーヒーができる!ってことは大体の人が知っていることだと思います。ですが、もちろんコーヒー豆ら直接コーヒーが出来上がるわけではありません。コーヒーを淹れる方法はいくつかありますが、どの方法でも豆を砕いて粉状にしてから淹れることになります。この、粉砕して粉状にするものを「コーヒーミル(コーヒーグラインダー)」と呼びます。コーヒーを入れるために必須となりますが、最近はコーヒーマシンに豆を挽いて入れてくれるものもあります。


趣味でなくてもコーヒーミルは購入してほしい!その理由

「挽きたて」ってすごく大切なんです!

実はコーヒー豆は焙煎されてから味が落ちるまであまり長く持ちません。人によってどのくらいか意見が分かれますが、大体焙煎後2−3日後くらいで美味しく飲める様になり2週間前後くらいで味が一気に落ちるっていわれる事が多い印象です。

その上でコーヒー豆は一度挽いてしまうと早いと30分で味は落ちるって言う方がいるくらいに一気に味や香りが抜けていってしまいます。焙煎の度合い(○○ロースト/□煎り と言われる指標)によっても変わりますが、一度焙煎された結果豆は中に炭酸ガスを溜め込みます。このガスがコーヒーの香りを作る要因にもなりますが、まめの状態のまま保管していても時間がかかるにつれてどんどん抜けていってしまいます。豆を粉状態にすれば当然外気に触れてる部分が増え閉じ込めていたガスは一気に抜けていきます。抜け切ってしまうとコーヒーの良い香りはなくなってしまい、結果的にコーヒーを淹れてもあまり美味しいコーヒーにならなくなります。よく缶コーヒーで「挽きたて」って言葉がついたりしてますが、それだけ「挽きたて」が味に及ぼす影響は大きいんです。

なので、コーヒーを飲みたいときとても重要な「挽きたて」を実現するためにも、美味しいコーヒーを家で楽しみたい!って方にどうしてもコーヒーミルだけは買ってほしいと願っています(笑)


いざコーヒーミル買うときに

ミルの種類もいくつかありますが、大きく分けると「ハンドミル(手挽きミル)」「電動ミル」の2種類になります。どちらも安いものから高いものまでありますが、ハンドミルならダイソーやCan Doでも買えちゃうのでコストかけずに揃えたい時は近くの100円ショップを覗いてみるのがおすすめです!

ハンドミルはここを見よう!

豆はミルの臼歯に挽かれて粉になります。この時豆の欠片が思ってる以上に周りに飛びます。その為、ミルのコーヒー豆を入れるところが蓋のないものだと周りに欠片飛び散ってしまいます。テーブルの上を汚したくない!って時は蓋付きのミルを選ぶと良いです。

ミルの形で1番好きなデザインで選ぶのも良いのですが、ミルを買うということは普段からコーヒーを飲みたいと思って買うと思います。普段から使う事になるので、デザイン以外にも使い勝手を気にする事も大切です。なのでコーヒーミルの構造もちょっとだけ気にしてみてもらうと良いのかなって思います。

ミルの構造の違いとして、粉の受け皿が引出しタイプのものやネジの様なスクリュータイプのもの、軽く引っ掛けるタイプの簡単に外れるものなどがあります。ハンドミルの場合挽き目が数値の様にで見れないのでちょっと挽いては受け皿を確認して挽いては受け皿を確認してと繰り返す事になります。ずっと使ってるとこれが結構手間に感じることもあります。ミルの挽き目も調整方法がつまみを回すだけででできるものや、ネジを外さないとできないものがあります。ですので出来るだけ実物を触って確かめるかするのをおすすめします。

ミルの臼歯部分は金属製のものが多かったのですが、最近はセラミック製のものも増えています。セラミック製のものは水洗いできるものが増えてるので、気になる方はセラミック製のものを選ぶとよいです。

電動ミルはここを見よう!

電動ミルといっても歯の部分がいくつか種類があります。ハンドミルの様な臼歯式(グラインド式)やプロペラ式、コニカル式やカット式があります。エスプレッソの時はとても細かく挽く必要があるのでコニカル式選ぶことが多いですが、基本的にはどれ選んでもとりあえずは大丈夫かなと思います。グラインド式よりはカット式の方が均一に挽くことができるので、より良いのをと考えるのであればカット式をおすすめします。プロペラ式はもっとも安く買えるのですが、挽き目調整ができず不揃いな挽き目となるので出来ることなら避けて選ぶのをおすすめします。

HARIOから出てるスマートGというハンドミルがあり、アタッチメントで電動ミル化することが出来るものになってます。1度に挽ける豆の量は少ないですが、コンパクトになってるのであまり場所をとりたくない方や、最初はハンドミルで後々電動化したい方はこういったミルを選ぶのも良いかと思います。


こんな感じでコーヒーミルを買ってもらうためにつらつら買いてみました!

「しゃーねーから買ってやるか」って方がいたら嬉しい限りです(笑)

最後まで読んでくださってありがとうございました!